土に手をのばすと、小さな命の気配がする。
陽の光に照らされて舞う虫たちの羽音、葉陰から聞こえる鳥のさえずり、
そして足元をすばしっこく走るニワトリの姿。
「めぐるはたけ」での時間は、まるで命のオーケストラの中に身を置いているような感覚になります。
畑を耕す私たちのそばには、たくさんの生き物たちがいてくれます。
虫をついばみ、草を食べ、土をつくるニワトリ。
せっせと花から花へと飛び回るセイヨウミツバチ。
そして、春になると遠くから舞い戻り、巣塔で静かに命を育むコウノトリの姿。
彼らは道具でも、働き手でもありません。
ただこの土地を共に生き、私たちに“自然の流れ”を教えてくれる大切な存在。
時には助けられ、時には見守られながら、私たちは「人と自然が無理なく寄り添える畑づくりとは何か」を考えるようになりました。
この場所には、効率や収穫量では計れない、やさしい循環があります。
そしてその中心には、命と命をつなぐ“静かな共存”という大きなテーマがあるのです。
ニワトリと一緒に畑仕事?

畑で作業をしていると、足元をちょろちょろと動き回る小さな影。
ニワトリたちは、私たちが人参の種を植えるその横から顔を出しては、虫をついばんでいます。
正直、最初は「なんでわざわざ邪魔しにくるのよ〜…?」と思いました(笑)
でも今では、彼らがいるだけで作業がスムーズになることを実感しました。
土の中に潜む害虫や雑草のタネを見事に処理してくれるうえに、移動するたびにふんを落としていってくれる。
つまり、彼らは動く草刈り機であり、害虫ハンターであり、肥料メーカーでもあるわけです。
何よりもすごいのは、「全部自然に任せているだけ」なのに、ちゃんと循環が回っているということ。
私たちはただ、彼らの居場所を整えて一緒にのびのびと作業しているだけ。
それでいて、畑の手入れも進むし、土もふかふかになる。
なにより、生き物が近くにいることで幸せな気持ちになれる…
ニワトリと一緒に仕事をしたことで
“効率”って、こういうことなのかもしれないと、ふと思うようになりました。
関西広告社との学び:無農薬にこだわる理由

「なぜ、そこまでして農薬を使わないのか?」
めぐるはたけでの作業を通じて、何度もこの問いと向き合うことになりました。
答えのヒントは、この場所で暮らす“いのち”たちの姿にありました。
敷地内には、セイヨウミツバチの巣箱がいくつも並び、春にはブンブンと羽音が響きます。
畑の上空では、毎年決まったようにコウノトリが舞い、人工巣塔に戻ってきて子育てをします。
草むらにはバッタ、カマキリ、テントウムシ。空を見上げればツバメ。
ここは、まさに「生きものたちの暮らすまち」なんです。
関西広告社さんがこの土地で実践しているのは、
ただ“無農薬で野菜をつくる”という作業ではありません。
人間だけの便利さのために他の命を犠牲にするのではなく、
すべての命が共に暮らせる場所を取り戻すことがテーマなんです。
農薬をまかないという選択は、
ミツバチが花粉を運べる環境を残すためであり、
コウノトリが安心して巣をつくり、ヒナを育てられるためでもあります。
土を耕す私たちの手のすぐそばで、羽を震わせ、命をつなぐ小さな生き物たち。
その存在が、今や私たちにとって“理由”であり、“答え”なのかもしれません。
米ぬか堆肥 × 自然栽培の相性
酵素風呂で、じんわりと体をあたためてくれた米ぬかたち。
お客様の健康をそっと支えたその後も、彼らの役目は終わりません。
使い終わった米ぬかは、発酵熱が落ち着いた後、畑へと運ばれます。
すぐに撒くのではなく、野菜くずや落ち葉、枝と混ぜてじっくり熟成。
分解・発酵を重ねることで、土を育てる栄養たっぷりの堆肥へと姿を変えていきます。
この堆肥を畑にすき込むと、土の色や香りが変わるのがわかります。
分解が進んだ米ぬかに、もはやあの独特な「匂い」は跡形もありません。
ふかふかで、手触りが柔らかく、どこか“あたたかさ”すら感じる土。
ミミズや微生物たちがよろこび、野菜の根がぐんぐんと伸びていくのが見えるようです。
化学肥料のように即効性はありませんが、
ゆっくり、じっくり、命が育つペースで効いていくのが米ぬか堆肥の力。
酵素風呂と畑が、静かに手をつないでいるような、そんな感覚です。
実際の作業のようす(YouTube動画もぜひ)
文章だけでは伝えきれない“畑の空気”を、もっと感じてもらえたら——
そんな思いで、私たちは日々の作業風景を動画にも残しています。

▶ 酵素風呂やがニワトリさんと一緒に無農薬野菜を作るために畑仕事やってみた!(YouTube)
ニワトリたちが畝のあいだを自由に歩き回り、
虫をついばみながら私たちの作業を“サポート”してくれる様子が映っています。
無農薬・無化学肥料の畑で、
人と生きものたちが共に過ごす、のびやかなひととき。
ほんの数分の映像ですが、「ああ、こういう畑っていいな」と思っていただけたらうれしいです。
まとめ:めぐる畑は「生きものたちの暮らすまち」

畑の上には、いつもいろんな命がいます。
ニワトリの鳴き声、ミツバチの羽音、遠く空を舞うコウノトリの影。
私たちは、そんな命たちと同じ場所で土に触れ、作物を育てています。
酵素風呂で役目を終えた米ぬかが、堆肥となって土に還り、
その土からまた新たな命が芽を出す——
自然と共に働くことは、時に手間がかかり、答えが出ないこともあります。
でも、風のにおい、鳥の声、土の感触…そのすべてが、毎日の励ましであり、導きです。
この小さな畑での日々が、
誰かにとっての“暮らしのヒント”や“あたたかいきっかけ”になれたらうれしく思います。
最後までお読み頂きましてありがとうございました。
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