
こんにちは!米ぬか酵素浴田(でん)米ぬか管理担当のデンちゃん(夫)です
現代の私達の生活は「食べ物」に恵まれているはずなのに、なぜか「栄養不足」に陥る人が増えています。
その背景には便利な加工食品やファストフードや糖質中心の食生活があり、カロリーは足りているのにビタミンやミネラル、たんぱく質が不足する「新型栄養失調」と呼ばれる状態が隠れています。
「毎日しっかり食べているのに、ちょっと疲れやすいかも…」
「つい忙しくて、コンビニや外食に頼りがちになってるかも…」
「気づけば食べてるものは糖質ばかり…」
私達自身もお店を始める前は上記のような生活を送っており、それが悩みでもありました。
「現代病」とも言える新型栄養失調を少しでも解消出来るような取り組みとして、現在は米ぬか堆肥を使った「完全無農薬」の野菜作りに取り組んだりもしています。
この記事では新型栄養失調の背景とリスクを解説しつつ、体を作る食事の本質と改善のヒントをお伝えします。読めば「何を食べ、何を減らすべきか」が見えてきて未来の自分を健康に育てる第一歩を踏み出せます。
結論はシンプル――“体は食べたもので出来ている”のです。
「新型栄養失調」とは一体何なのか?

それは、食べ物があふれる現代において「カロリーは足りているのに、体に必要な栄養素が不足している状態」の事を指します。
今まで私が理解していた栄養失調とは食べ物が足りない事が原因でした。
現代では逆に「便利な食事」によって偏った栄養摂取が起こっています。
加工食品や外食、糖質中心の食事は手軽にエネルギーを得られる反面、ビタミン・ミネラル・たんぱく質といった体をつくる基礎栄養が不足しやすいのです。
コンビニのおにぎりやパン、スナック菓子だけで食事を済ませているとどうなるか?
- お腹は満たされてもたんぱく質や鉄分、食物繊維が不足していく
- 血糖値は一時的に上がるが体を修復・再生するための栄養はほとんど摂れない
- 疲れやすさ・肌荒れ・集中力の低下などの不調につながる
つまり新型栄養失調は「食べているのに栄養不足」という現代特有の問題です。健康を保つためには、カロリーだけでなく“栄養の質”を意識して食事を選ぶことが欠かせません。
なぜ現代人に増えているのか…問題は「現代の食生活そのもの」

「新型栄養失調」は特別な人だけの問題ではありません。
実は現代の食生活そのものが“栄養不足を招く仕組み”になっているのです。
便利さやスピードが求められる今の暮らしでは、食事も「早く・安く・簡単に」が優先されがちです。
しかしその背景には、精製された白米やパン、糖質の多い加工食品、油や砂糖を多く含む外食やお惣菜があふれているのが現状です。
見た目や味は十分でも、体をつくるためのビタミン・ミネラル・食物繊維は少なく、結果として栄養バランスが崩れてしまうのです。
さらに、ダイエット志向で主食やおかずを極端に減らす人も増えています。
「食べる量」を減らせば一時的に体重は落ちても「必要な栄養まで不足する」という落とし穴に気づかないまま過ごしてしまうケースも少なくありません。
つまり、現代の食生活は“満腹感は得られるのに、体をつくる材料は足りていない”という矛盾を抱えており、それが「新型栄養失調」を広げる大きな原因となっているのです。
✅ 新型栄養失調が増えている主な原因
- 加工食品・外食に頼りすぎる
手軽さの裏で添加物や糖質・脂質に偏りがち。 - 糖質中心の食事習慣
白米・パン・麺類が多く、ビタミン・ミネラル不足に。 - たんぱく質不足
ダイエット志向や時間のなさから、肉・魚・豆類が足りない。 - ストレスや不規則な生活
栄養消費が増えるのに、補給が追いつかない。 - 「栄養=カロリー」の誤解
お腹いっぱい=栄養十分と錯覚してしまう。
📌 POINT
「新型栄養失調」は食事量の問題ではなく“食事の質”の問題。
食べ物があふれている今だからこそ、自分で選ばなければ栄養は不足してしまいます。
体は「食べたもの」で出来ている

私たちの体は、まぎれもなく「食べたものでできている」のです。
だからこそ何を口にするかが未来の健康を大きく左右します。
「血液」も「筋肉」も「皮膚」も「髪」も…全て日々の食事から得た栄養で作られ、時間をかけて入れ替わっています。
食べるものが偏ればそのまま体の材料も偏り、不調や老化の原因になります。
逆にバランスの良い栄養を摂れば、細胞は新しく元気に生まれ変わり体全体が整っていくのです。
例えば、
◯鉄分やタンパク質が不足すると、血液がスムーズに酸素を運べず、疲れやすくなります。
◯ビタミンやミネラルが不足すると、肌の再生が遅れて荒れやすくなります。
◯腸内環境に必要な食物繊維や発酵食品を摂らなければ、免疫が弱まり風邪を引きやすくなるんです。
いかがでしょうか?これを見てもわかるように「食べたもの」が体の状態として現れているのです。
つまり「体は食べたものでできている」という言葉は単なる比喩ではなく科学的な事実です。
今日の食事は、数か月後・数年後のあなたの体をつくる材料になります。
だからこそ、目先の満腹感ではなく“未来の自分を育てる食事”を選ぶことが最も大切なんだと私達は日々お客様にお伝えしています。
今日からできる「食」の見直し
「新型栄養失調」を防ぐために大切なのは、難しい知識ではなく“日々の小さな選択”です。
まずは次のポイントから見直してみましょう。
✅ 今日からできる食習慣チェックリスト
- 主食を見直す
白米やパンだけでなく、玄米や雑穀米を取り入れる。 - たんぱく質を意識する
肉・魚・卵・大豆製品をバランスよく。毎食少しずつが理想。 - まごわやさしいを意識
(豆・ごま・わかめ・野菜・魚・しいたけ・いも)で自然に栄養バランスが整う。 - 発酵食品をプラス
味噌・納豆・ぬか漬け・甘酒などを習慣に。腸内環境が整い、栄養吸収力もUP。 - 旬の食材を食べる
季節の野菜や果物は、その時期に必要な栄養を自然に補ってくれる。 - 甘い飲み物・お菓子を減らす
砂糖の摂りすぎはビタミンやミネラルの消耗につながる。
📌 POINT
「量より質」が健康のカギ。
お腹を満たす食事から“体を育てる食事”へ切り替えてみる意識を持ってみるのが大切。
栄養を生かすための工夫
いくらバランスの良い食事を心がけても、生活習慣が乱れていると栄養は十分に働けません。
体に取り入れた栄養を“最大限に生かす”ために、次の習慣を意識してみましょう。
✅ 栄養を活かす生活の工夫
- 睡眠をしっかりとる
成長ホルモンが分泌され、細胞の修復や再生が行われる大切な時間。 - 軽い運動を習慣に
血流が良くなり栄養や酸素が体のすみずみに届きやすくなる。 - ストレスを溜めすぎない
強いストレスはビタミンCなどを大量に消費し、免疫力も低下させてしまう。 - 体を温める習慣を持つ
冷えは血流を妨げ、せっかくの栄養を届けにくくする。温かい飲み物やお風呂、酵素浴などで“巡り”を整える。 - 腸を整える
発酵食品や食物繊維を意識して、腸内環境を健やかに。吸収力が高まることで栄養がしっかり届く。
📌 POINT
大事なのは「自分自身を大切にする生活習慣」。
この生活習慣が、食事の効果を何倍にも高めてくれます!
まとめ:自分と、未来を担う子どもたちのために

「新型栄養失調」は、私たち誰にでも起こりうる現代の問題です。
お腹は満たされても体の中は栄養不足…。それが積み重なると、体も心も少しずつ弱ってしまいます。
でも忘れてはいけないのは、体は毎日の食べものでつくられているということ。
今日の選択が未来の体を育てていきます。
そしてもうひとつ、どうしても私達が伝えたい事。
それは、この問題は私たち大人だけでなく未来を担う子どもたちにも直結しているということです。
便利さや忙しさの中で、子どもたちが気づかないうちに栄養失調に陥ってしまう…
そんな未来にしてはいけないという事です。
小さな改善で大丈夫。
旬の食材を選んでみる、加工品をひとつ減らす、温かい食事を囲む――その一歩一歩が、未来の体を守る大切な積み木になります。
私たち一人ひとりの「食べ方の選択」が、子どもたちの健康な未来を育てていきます。
どうか今日から“未来の自分と未来の子どもたち”のために、体を育てる食事を意識してみてください。
この記事が誰かのお身体の悩みを、少しでも解消出来ることを心から願っています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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